実際の負けトレードを振り返ります
どうも、トラです!
今回は「負けトレードリアル解説」というテーマで、僕がリアル相場でエントリーして負けてしまったトレードを、実際のチャートとともに振り返ります。
突然ですが、次のチャート画像をご覧ください

あなたは、このローソク足の形を見て、「ダブルトップ」だと判断するでしょうか?
ダブルトップとは、上昇トレンドが終わる際に現れる、アルファベットの「M」のような形に見えるチャートパターンです。相場の天井を示し、上昇トレンドが下降トレンドに転換することを示しています。具体的には上昇トレンドの最中に一旦下落し、その後前回の高値付近まで反発するものの、直近高値を超えられずに再び下落するチャートの形を指します。2度目の下落で直近安値のネックラインを割り込めば、ダブルトップの完成です。
※引用:みんなのFX様HP「ダブルトップとダブルボトムとは?反転パターンの見方と注意点」より
ダブルトップだと判断して、上昇トレンドから下降トレンドへの転換を狙うという人もいれば、
これは綺麗な形ではないためダブルトップではないと見る人もいるでしょう。
今回は、そんな反転サインの判断で迷ってしまい、負けてしまったトレードを振り返ります。
僕自身の失敗を通じて、見てくださっている方の同じような失敗を防ぐ参考になれば嬉しいです。
僕と同じようなパターンの負けを防ぐためにも、ぜひ最後まで見ていってください。
動画版での解説は以下からご覧いただけます↓
負けトレードの概要
今回振り返るのは
9月15日、18:50のユーロドルのトレードです。
上位足・下位足のエントリー根拠など、今回のトレードの概要は以下の通りです

それでは、実際のチャートを見ながら振り返っていきましょう。
負けトレードの流れと振り返り
上位足の環境認識

上位足としてみている15分足が上昇トレンドの状態で、トレンドラインと平行に引いたチャネルラインの上限まで上昇してきました。
この辺りで、反転のプライスアクションが出れば、チャネルラインに上値を抑えられて、調整の下落が起こるのではないか。
そう考えて下位足の1分足に切り替えました。
下位足の確認〜エントリーまで

1分足ではトレンドラインに沿って綺麗な上昇トレンドを形成しています。

さらにチャネルラインの上限付近で、綺麗なダブルトップが形成されました。
このままトレンドラインもブレイクすればいったん上昇トレンドが転換し、調整の下降に入るのではないかと思っていたのですが…

そのまま下降せず、トレンドラインで反発してしまいました。
これはいったんダブルトップが否定されたのでエントリーは見送りかな…と思っていると

直後にもう一度陰線が出て、トレンドラインをブレイクしました。
さらに次の足でネックラインもブレイク。

やはりここで上昇トレンドの反転が起こったんだと判断してショートエントリーを仕掛けました。
損切りの位置はダブルトップの頂点。
利益確定の位置は損切りと同じ幅で設定しました
エントリー後の流れ

しかし、エントリーした次のローソク足で大きく反発。

数分揉み合いをつけた後、一度も利益がのることなく損切りラインに到達。
7pipsの損失となってしまいました。
負けトレードの原因分析
負けトレードの原因分析①無理やりダブルトップだと判断してしまった
今回負けた最大の原因は、チャートの形を無理やり「ダブルトップだ」と判断してエントリーしてしまったことです
一度目の綺麗なダブルトップのままトレンドラインをブレイクしていれば自信を持ってエントリーできていたと思います。
ですが
形は崩れたものの、トレンドラインとネックラインをブレイクしたことで、
せっかくのエントリーチャンスを逃したくないという欲も出てしまいました


ちょっと崩れているけどこれもダブルトップに見えないこともないな…
ここでエントリーを見送ってそのまま下落したらもったいないな…
という迷いがありながらもここでエントリーしてしまったのは良くなかったと思います。
実際に後から見直してみると、普段の自分のエントリールールとしてはこの形はダブルトップとは判断しない形です。
機会損失を恐れて、自分の欲に傾いた主観的なフィルターでチャートを見てしまったことが良くなかったです。
このように、ボラティリティの出にくい時間帯でジワジワとトレンドを作っている場合、
ジリ上げ,ジリ下げは継続しやすいと考えて特に警戒する必要があると言えるでしょう。
チャートパターンだけを見て、安易な逆張りをしてしまったことが、今回の負けの、大きな原因の1つだと思います。
今回の負けトレードはどうすれば防げたか?
では、今回のようなチャートで、どう判断すれば、エントリーを見送り負けトレードを防ぐことができたでしょうか?
一度否定されたチャートパターンはエントリー根拠にしない
今回、僕がエントリーの根拠としたダブルトップをもう一度見てみましょう。

1回目の綺麗な形のダブルトップを、迷いながらもエントリーした2回目のダブルトップの左の山として捉えています。
一度は否定されたチャートパターンをもう一度エントリーの根拠として見てしまったことも、無理やりダブルトップだと判断できてしまった原因の1つだと思います。
一度崩れたチャートパターンは完全に見送り、次のエントリーパターンが改めて形成されるまで冷静に待つことができていれば今回の無駄な負けも防げたのではないかと思います。
負けトレードの反省点まとめ
最後に、ここまでの振り返りを通して、今回の負けトレードの反省点をまとめたいと思います。
今回のトレードでは以下の点に注意するべきでした。
1.反転のチャートパターンを無理やり判断した
2.機会損失を恐れて迷いながらもエントリーした
今後は時間帯や値動きの大きさを見て
今はエントリーしてちゃんと伸びそうか?
をより意識しながらトレードするように注意したいと思います。
終わりに・読者者様への質問
はい、いかがでしたでしょうか?
私の負けトレードが、少しでも見てくださっているあなたの参考になれば幸いです。
改めて、ここまで読んでくださった方に質問させてください

あなたならこの形をダブルトップだと判断しますか?
今後のトレードの参考になりますので、ぜひXへのコメントで教えていただけると嬉しいです!
このトレードの一連の流れは、YouTubeの動画として以下に貼って投稿していますので、ぜひそちらもご覧ください。
ご意見・ご感想、アドバイスなどもぜひいただければと思いますので、ブログ・ YouTube・Xへのコメントもお気軽にお願いします!
それでは!