はじめに
どうも、トラです!
今週も1週間お疲れ様でした
先週末の自民党総裁選で高市氏が勝利したことにより、約200pips以上の上窓を開けての円安スタート。積極財政への期待や日銀の利上げ観測がさらに遠のいたことによりぐんぐん円安が進行。
まさに高市トレード1色の相場だった気がします。
この上げ相場の中で、
うまく買いで流れについていって大きく稼ぐことができた人、
窓埋めを信じて売りを入れて大きく損失を出してしまった人。
高すぎると思って売りを入れてもさらに踏み上げられて、負けてしまった人…
様々な人が見受けられました。僕はというと…
上昇相場に逆らって逆張りした結果、見事に100万円以上の含み損を数日間も抱えてしまうことになりました…

今回はそんな反省のトレード結果の振り返りを行いながら、来週以降に向けての反省と課題を考えたいと思います。
ではやっていきましょう。
今週の収支まとめ
週間収支+208,500円

今週は決済損益として208,500円の利益で終えることができました。
ただし、火曜日の深夜に思い込みによる安易な逆張りをしてしまい、そのまま大きな含み損を抱え、金曜日まで持ち越すことになってしまいました。
水曜〜金曜日までほとんどまともなトレードができず、かなりのチャンスを取りこぼしてしまった機会損失を考えると、本当にもったいないことをしてしまったと思います。
詳しい内訳は以下の通りです。

曜日別成績
10/6月曜:+80,100円
週末の高市総裁誕生により、およそ200pipsの大きな上窓を開けてスタート。
いつもなら一気に窓埋めに向かって下落するところですが今回はその様子もなく、ぐんぐん上昇していくので、東京市場オープン後はしばらく様子見。
不安定な相場でルール通り利確まで引っ張ろうとしてもすぐ逆にいかれるだけなので、とにかく小さく積み重ねました。21時にニュースで大きく下げで大きめに取らせてもらえたのでフィニッシュ。
運も味方し幸先よく終われたことに感謝でした。
10/7火曜:+90,300円
時間軸長め、狙う値幅も大きめの取引で勝てたので、うまく収支も伸びました。
ただ、保有時間が長いと精神的ストレスも大きかったので、やっぱり自分には小さくコツコツが合ってると感じます…
と思っていた矢先、この日の深夜に逆張りの売りを入れて放置。
見事に大きな含み損となってどうしようもすることができなくなってしまいました。
10/8水曜:0円
昨日の含み損を抱えたまま何もできず、お祈りするだけになってしまいました
この日はスワップ4倍なのでじっと耐えましたが、幸いまだ余力資金はあるので、ある程度のリスクは承知の上でなんとかうまく立ち回って乗り切れないか考えました。
10/9木曜:+27,800円
含み損持ち越し中、少ない余力でできる限りのことをやりました。
火曜日からのショートポジションの損失はぐんぐんと広がりましたが、いつかは戻ってきて浅い傷では抜けられると思うので、時間がかかることは覚悟して資金力勝負でもう少し耐えようと考えていました。
10/10金曜:+10,300円
この日も残った少ない余力でコツコツ。いつものトレードで収支的には微益でもプラスで終えられたのは良かったです。
そして深夜、トランプ氏の発言によりロンドンフィックス後に大きく下落したのをきっかけに一時はマイナス100万円以上にまで膨らんでいた含み損をなんとか解消できました。
今週の反省点・課題
ファンダメンタルズを無視した「思い込み」による安易な逆張り
今週最大の反省は、「ドル円は高値圏」というバイアスに縛られて、連日のファンダメンタルズ(高市トレード)を全く考慮せずに、売り目線を切り替えなかったことです。
月曜日の窓開けスタート以降、窓を埋めることはなくぐんぐん円安は進行。
これは、明らかに政治情勢、ファンダメンタルズによる上昇でした。
日足のレンジを上抜けして、上昇トレンドに転換したサインでもあったと思います。
その中で
「ドル円は高値圏すぎる」
「上がれば売りで勝てる」
「そのうち利上げが来る」
という考えが頭から離れていませんでした。
日足のローソク足を見て、節目となる151.2円。
”まさか”ここまで来ないだろうけどもし到達したらきっと反発するはず…
しばらく抱えていれば結構稼げるんじゃ…
そんな欲を出した安易な考えで、このレートに「一応」のつもりで売り指値を入れていました。
そんなことも忘れてしまったまま、火曜日のトレードを終了。
寝ている間にその”まさか”が起こってしまっていました
朝起きると、売り指値の注文約定通知、レートを見ると反発するどころか上昇は止まらず、
151円を超えて152円を突破。一晩で80pips以上の含み損になっていました。

この上げ相場に対して、売りで大きな利益を取ろうとしたこと
相場の状況を見ずに、指値注文を放置していたこと
普段やらないスイング的な取引をしようとしたこと
考えがまだまだ浅はかすぎました。
今その時できる限りのことをした結果【資金力で対処】
これまで損切りせずに含み損を抱えてしまった時は、ただただ広がる含み損を眺めて落ち込んでいるだけでした。
そして、証拠金やメンタル的に限界が来て初めて損切りし大損。こんなことの繰り返し。
しかし、今回はロット数も上げてエントリーしていて、どこまで上昇するかわからない。
早めに手を打たないと、ただの大損ではなく「退場」まで追い込まれかねない状況でした。
やってしまったものは後悔しても仕方ない。
失敗は受け入れた上で、今の自分にできることをとにかくやってみよう。
幸いにも、FX口座に入れている資金以外にもまだ資金にはかなり余力があったので、追加入金して余力を確保し、ラウンドナンバーまで上げられたポイントでナンピンもしました。
ここからさらに含み損が増えても、あと数回はナンピンもできるし、耐えられるだけの入金余力もある…
まさに資金力勝負で、なんとかこのポジションを浅い傷で切り抜けるために動きました
急落に対してうまく立ち回れた
ただ、このナンピン後も上昇の勢いはやはり止まらず、一時は153.3円まで上昇し、含み損額も130万円を突破。
これは戻ってくるまで時間がかかることを覚悟して、週末の持ち越し、最悪は10月中の戦いになることも覚悟しましたが…
金曜日のロンドンフィックス後、トランプ大統領の発言により相場は一気に急落しました。
これまでの「少しでも下がればすぐに買いが入る」という以上なほどの円安圧力を見ていたので、すんなり100pipsも200pipsも落ちるはずがないと思い、少しでも利益を確保しつつ、資金的にも余裕を持たせられるように集中して相場に臨みました。
かなり勢いよく落ちたところで、ナンピンしていた分をいったん利確。予想通り反発して上昇したところでもう一度ナンピン。また落ちてきたところでナンピンを利確しもう一度上げたところでナンピンを入れ直し…
建値に戻ってくるのを待つのではなく、自分なりに急落に対してうまく立ち回ったことで、なんとか含み損を解消しただけでなく、利益を残して、このポジションを終えることができました。

【10/6~10/10:+208,500】
安易なバイアスに縛られて、指値を放置していたり、損切りを入れないまま含み損を広げたり。
反省すべきことはまだまだ多く、そもそもこんな事態にならないように、自分を律して、淡々とやることだけをコツコツできるようになるのが大前提です。
今回は運良く助かりましたが、こんなことが何回も起こるわけはありません。入金した分、ナンピンした分さらに大きな損失となって大金を失うリスクも大いにありました。しかし
含み損を抱えてただただお祈りするのではなく、自分なりに考えて行動し、うまく立ち回って対処できたことは1つの良い経験にもなったと思います。
この急落によって、上で買っていた人も、さらに下のレートで売っていた人も。損切りできずに捕まって苦しい人がいると思うので手放しに喜べませんが、なんとか絶望的な状況から解放されてホッとしました。
ダメだったところ、良かったところ、全て今後のトレードに活かせるように、来週以降も丁寧にトレードしていきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
来月もともに頑張りましょう!