はじめに
どうも、トラです!
1週間お疲れ様でした。
今週は、FOMC、日銀金融政策決定会合、BOE政策金利発表など、ビッグイベントの重なる政策金利ウィークとなりました。
ドル円は長い間続いたレンジをどちらかに大きく抜けるかが注目でしたが、FOMCで下にブレイクしたかと思いきや大きな下ヒゲをつけて反発し、結局はレンジに戻り、148円付近で引けとなりました。
ビッグイベントを通過してもレンジ内に戻ってきてしまったことで、来週以降もどちらに動いていくのか、やりづらい相場が続きそうな気がします。
僕個人のトレードはというと、これまでの悪習慣や自分のトレードのクセを矯正するため、
今週から思い切ってある新しい試みを取り入れてみました(後述)。
うまくできた点もそうでない点もたくさんありますが、かなり効果はある実感は掴めたので、そのことについてしっかりとここで記録と反省を行いたいと思います。
ではやっていきましょう。
今週の収支まとめ
週間収支+148,578円

今週は決済損益148,578円の利益で終えることができました。
新しい試みを取り入れたことで、思うように収支が伸ばせなかったり、水曜日は体調不良により1日トレードできなかったり、収支的にはやや不完全燃焼ではありますが、プラスで終えられたことに感謝です。
詳しい内訳は以下の通りです。

通貨ペア別成績
自分が監視している8通貨ペアの通貨ペア別のトレード収支はこのようになりました。
- USD/JPY:+58,000円(14.5pips)
- EUR/JPY:+75,200円(18.8pips)
- AUD/JPY:+16,000円(7.3pips)
- GBP/JPY:0円
- NZD/JPY:0円
- EUR/USD:-7,549円(-1.7pips)
- GBP/USD:0円
- AUD/USD:0円
今週も引き続きクロス円メインで、ドル円と逆相関的に動きやすいユーロドルも監視しながらのトレードとなりました。
曜日別成績
9/15月曜:+1,458円
自分の取引の矯正のため、この日から思い切って新たな試みを始めました。
途中、ルールを破って大きくやらかしてしまい、積み上げていた利益を飛ばしてマイ転したものの、なんとかプラスに戻せました。
かなり効果がある手応えは掴めたので、収支は微益ですが得たものは大きかったです。
9/16火曜:32,400円
昨日に引き続き、ルール破りのトレードをしてしまったのでこの日は利益が残っているうちに強制終了しました。
どれだけ自分に合う手応えがあるやり方でも、それを守れなければ全く意味がないということを実感。
反省しながら日々試行錯誤です。
9/17水曜:0円
突然の体調不良により、デスクの前にも向かえず1日ノートレでした。
FXのことも、身の回りのことも、最近少し乱れていることが多かった気がします。まずは心身ともに整えるところからしっかりしないとですね。
毎日健康!に越したことはないですが、たまに体調を崩して寝込んでしまうと、色々なことを考える時間ができて、これはこれで良い機会になりました。
9/18木曜:+74,720円
体調不良も少しマシになったのでトレード再開。
とはいえまだ気分も優れず休みながら慎重にトレードしたのが功を奏したのか、チャンスだと思えるところをしっかり取れました。
指標後の値動きがかなり荒くなっていたので、夜は入れるチャンスもなく早めに終了しました。
9/19金曜:+40,000円
何十万の損失をやらかしたうちの多くが、日銀はじめ金融政策イベントにスケベ心で手を出した時なので、今日こそはイベントが終わって値動きが落ち着くまでスルーする練習日にしました。
無事、政策金利発表、高市氏・植田総裁会見、トリプルイベントには手を出さず我慢できました。
スケベ心でいつも大損していた自分からすれば「稼げないけど損しない」選択を貫けたのは1つの成長だと思います。
夜から参戦し、2戦2勝で手仕舞いでした。
今週から取り入れた新たな試み

あえてレバレッジをあげてトレードした
それでは、今週から取り入れた新たな取り組みについて振り返っていきたいと思います。
それが、証拠金を少なくし、さらにロットを上げてトレードした。
つまり、レバレッジを大きく引き上げてトレードをした
ということです。
なぜあえてレバレッジをあげたのか?
一見、危険なことをしているように思われますが、なぜこのような方法を取り入れたのでしょうか?FXでは
証拠金に対してなるべく低レバレッジで取引しましょう。
ある程度損切りになっても苦しくない額で取引しましょう。
というのが教科書的なセオリーだと思います。
もちろんこれは間違いではないですし、このルールに沿って安全にトレードできるのが1番だと思います。
自分もなるべく低レバで、損切りも怖くない、ある程度逆行されても耐えられる範囲でずっとトレードしていましたが
この余裕こそが、今までの大損を生んでしまった原因でもあるのではないか?
と、ふと思ったんです。
逆行されても、余力はまだまだあるし、ほっとけばいつか戻ってくるはず…
(逆指値を外して放置)
いや、まだ大丈夫。あと数日したらきっと調整で戻ってくる…
(証拠金維持率がギリギリに)
もうだめだ…諦めて切ろう…
(数十万円のロスカット)
これが今までの大負けパターンでした。
それなら、
含み損を放っておけば一瞬でロスカットが入るくらいのレバレッジで自分にプレッシャーを与えれば、大きな損失を出す前に決めたラインで損切りする習慣を強制的につけることができるのでは?
と考えたわけです。
そこで、いったん証拠金を1/4出金し、ロットを上げて、あえてハイレバのトレードをしてみることにしました。
戦略的ハイレバの効果はあったのか?
一歩間違えば、これまでよりも大きな損失を出してしまうかもしれない危険な試みでしたが、
結論、
自分には2つの点でかなり効果があったと実感しています。
・恐怖心が上がってルールを守るようになった
・エントリーにさらに慎重になるようになった
恐怖心が上がってルールを守るようになった
これまでは、逆行してもいつかは戻ってくるという資金面の余裕や過去の悪い成功体験によって、
損失を受け入れることよりも、目先のトレードで負けたくない気持ちが勝って衝動的に逆指値を外してしまうことが何度もありました。
しかし、あえてレバレッジをあげたことで、
損切りを外したらすぐに強制ロスカットになってしまう
という恐怖心やプレッシャーの方が大きくなったので、エントリーして指値/逆指値の注文を入れた後は、自分のルール通りの決済が行われるまでチャートを閉じて待つことができました。
エントリーにさらに慎重になるようになった
逆指値を外したらすぐ強制ロスカットになってしまう
↓
逆指値は絶対に外せない
↓
適当なエントリーをすれば負けがどんどん多くなる
という思考が定着してきたのも良い効果だと思います。これまで
これはいけるかなぁ…とりあえず入っちゃえ!
という気持ちで入ってしまっていたエントリーは見送り、
もう一段引きつけて綺麗な形になるまで待とう
ここでエントリーできなくても次のチャンスを待とう
という風に「待つ」トレード、「機会損失を恐れない」トレードが少しずつできるようになってきた気がします。
課題と注意点もたくさん

ここまで、良いと感じたことを書いてきましたがもちろん課題や注意点もあります。
戦略的とはいえ、ハイレバのトレードに変わりはないので常に退場の危険性と隣り合わせ。
ぶっちゃけますが、実際にこの1週間の中でも、数回は負ける恐怖からこれまでのように逆指値を外してしまったことが何度かありますし、そのうち1回は大きな損失を食らってしまいました…
この恐怖心やプレッシャーが、ルールを守る抑止力になっているうちは良いですが、過去の自分のように衝動的にルールを破ってしまえば大損する可能性とその損失額が一気に跳ね上がることには注意が必要です。
また、レバレッジが上がったことで、今は毎回のトレードに非常にストレスがかかっていて、精神的な疲労がかなり溜まっています。
ある程度この試みを続けてみて、しっかりとルール通りにトレードできるようになってくれば、証拠金も増やして、資金的な余力やメンタルの余裕も持ちながらトレードできるようになればいいなと思います。
その際に、余裕から生まれる逆指値外しや塩漬けを再発させないようにも注意しないといけませんね。
※ハイレバを推奨しているわけではありません
ここまで読んでくださった方にお伝えしておきたいのが、
ハイレバトレードをおすすめしているわけではない
ということです。
今回の試みは、FXにあてられる資金は十分に確保した上で、あくまでも口座に入れる証拠金を少なくしてレバレッジをあげただけです。
個人的な見解ですが、投資資金自体が少ない人がレバレッジを上げても、破滅への道を進むことになるのだけではないかと思っているので、その点は注意していただければと思います。
まとめ【9/15~9/19:+148,578円】
今週は、新たな試みを取り入れ、良い効果を実感しながら利益を残して終えることができました。
また、体調を崩してしまったことで、改めてFXや私生活との向き合い方を考えることもできました。
毎日悩みながらではありますが、着実に成長できた1週間だったように思います。
決して有益な情報ではありませんでしたが、もし、これを読んでくださっている方に参考になることがあれば大変嬉しく思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
来月もともに頑張りましょう!